足の裏がしびれる病気とは!?
ある時から、なんだか足の裏がしびれる感覚や、足の裏の感覚が鈍くなったような感覚を感じるようになったことはありませんか?
実は足の裏がしびれることは、重大な病気のサインの可能性もあります。
足の裏がしびれるという症状を持つ病気について、詳しく見てみましょう!
<足の裏がしびれる病気 その1:血管障害・神経障害>
足の裏がしびれる、しかもビリビリとしたしびれが、慢性的にずっと続いている場合は、血管障害や神経障害が考えられます。
この病気は、足の裏がしびれるだけでなく、手足が白っぽくなったり、体の末端が常に冷えていたり、腰痛があるなどの症状が同時に発生することもあるようです。
些細な症状のことも多いですが、思わぬ病気の前触れかもしれませんので、心当たりがある場合は、是非病院へ行くようにしましょう。
<足の裏がしびれる病気 その2:脳梗塞>
片方の足先が急にしびれる場合、脳梗塞の前兆である場合があります。
同時に「ろれつ」が回らなくなったり、手に力が入らなくなったら要注意です。すぐに救急車を呼び、医師の診断を受けましょう。
<足の裏がしびれる病気 その3:腰椎や頸椎のヘルニア、坐骨神経痛>
足のかかとから足の裏がしびれる、ふくらはぎや掌がしびれたり痛みがある、などの症状がある場合、腰椎や頸椎のヘルニア、坐骨神経痛が考えられます。
これらの病気は、レントゲンやCT、MRI検査で診断できますので、おかしいな?と思ったらすぐに病院で診断して貰いましょう。
<足の裏がしびれる病気 その4:足根管症候群(そくこんかんしょうこうぐん)>
かかとから足の裏やつま先までヒリヒリするようなしびれを感じたり、内側のくるぶしの下後方あたりを押すと、足の裏まで痛みが響く場合、足根管症候群の可能性があります。
足根管症候群とは、何らかの理由で足根管内の脛骨神経が圧迫され、痛みやしびれが起きる神経障害だそうです。
足首の捻挫や骨折、屈筋権の炎症、足首の変形や歪みなどが原因で発症すると言われています。
足の裏がしびれる以外にも、該当する症状がある場合は、是非医師の診断を受けるようにしましょう。
<足の裏がしびれる病気 その5:糖尿病>
足の先にピリピリしたしびれが生じ、徐々に体の中心に向かってしびれや痛みが進行していきます。
足に見覚えのない傷が付いたり、海を持ったような病変症状、皮膚の色が異常に悪いなどの症状も生じるようです。
糖尿病は、末梢神経にも影響を及ぼしますので、血液が末端まで届かず、しびれや糖尿病壊疽を起こし、最悪の場合、足を切断しなければならなくなります。
糖尿病かどうかは、検査すればすぐに判明しますので、おかしいなと思ったら、すぐに病院で診察して貰いましょう。