足の裏の水ぶくれは水虫!?
足の裏や指に水ぶくれが出来ると、「ついに水虫に感染したの?!」とドキドキしますが、実は水虫は水ぶくれが出来るものだけではありません。
(詳しくは同ホームページの「要注意!足の裏のかゆい水虫 4タイプとは?!」とご参照願います)
ただ、この水ぶくれがある水虫(水泡型水虫)と趾間型水虫で、水虫の90%を占めるそうです。
それでは、今回は足の裏の水ぶくれ水虫(水泡型水虫)について、詳しく見ていきましょう!
<足の裏の水ぶくれ水虫の症状とは?>
足の裏の水ぶくれ水虫は、柔らかい皮膚の角質が大好きですので、足の裏の土踏まずなどに、最初は数個の小さいみずぶくれを作る形で発症するそうです。
足の裏の水ぶくれの形は粒のように小さく、潰すと中にネバネバした透明の液体が出てくるそうです。
ただ、この足の裏の水ぶくれには、水虫菌はおらず、触ったからすぐ感染!という心配はないようです。
最初は数ミリ程の小さな水ぶくれですが、症状が進行するにつれ、段々大きくなり、中には足の裏の水ぶくれが1cmに達するものもあるそうです。
また、水ぶくれの数自体も増え続け、水ぶくれを破った後は周囲の皮膚が硬く変色したり、白くなってポロポロ剥がれ落ちてしまうようです。
それでも足の裏の水ぶくれを放置した場合、皮膚がただれて感染が拡大し、やがては足全体が水虫になり慢性化してしまうそうです。
早期発見、早期治療が大切だと言えますね。
<足の裏の水ぶくれはどうして起こるの?>
水虫菌が何らかの形で体に入ると、ランゲルハンス細胞という体内の免疫担当の細胞が水虫菌を発見し、リンパ球に伝えます。
リンパ球は、免疫細胞からの異物侵入情報を受けると、異物を排除すべく様々な免疫細胞が水虫金を取り囲み始めるそうです。
この水虫菌vs免疫細胞の戦いにより、かゆみや水ぶくれ、発疹などという症状が現れるそうです。
足の裏の水ぶくれは、免疫細胞が病原菌から体を守ろうとしているサインなのですね。
<足の裏の水ぶくれの治療法とは?>
足の裏の水ぶくれ水虫は、昔から足を良く洗った後、お酢につけると良いと言われています。
これは、お酢の殺菌効果を利用して、水虫菌の活動を止めるという方法で、実に利に叶っている民間療法です。
最近では、良く効く水虫薬や医師の推奨する治療法などがあるようです。
どの方法で治療するにせよ、足の裏の水ぶくれ水虫は、発見次第、すぐに治療に取り掛かりましょう。