足の裏のくすぐり

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足の裏のくすぐりでの思わぬ効果とは!?

人から足の裏のくすぐりを受けると、たまらなくくすぐったいですよね。思わず大笑いしてしまうくらいのくすぐったさです!

 

でも、なぜ人から足の裏のくすぐりを受けると、大笑いしてしまうのでしょう?

 

そして、思わぬくすぐりの効果とはどのようなものがあるのでしょう?

 

 

<人から足の裏のくすぐりを受けると、なぜ笑ってしまうの?>

 

自分で自分の足の裏をくすぐっても別にどうということはないのですが、人から足の裏のくすぐりを受けると、大笑いしてしまいます。

 

なぜ自分と人とでは、同じ「足の裏のくすぐり」でも違いが出るのでしょう?

 

実は足の裏など、くすぐりを受けると笑ってしまう場所は、動脈が皮膚に近い所を通っている部分で、怪我をすると大量出血を起こす危険な場所だと言われています。

 

その為、動脈が皮膚に近い所には自律神経も集まっており、他の体の部分に比べて、皮膚感覚が非常に敏感になっているそうです。

 

この敏感な部分を他人に触られることは、人間の元々持っている防衛本能を刺激することになり、体が臨戦態勢になるそうです。

 

しかし現代では、普通親しい相手しか体を触れる事がなく、即攻撃する必要は無い為、臨戦態勢の緊張感を払いのける意味で、笑うことに繋がるそうです。

 

反射的に笑いが出てしまうだけかと思っていましたが、進化生物学者や神経科学者は難しいことを考えるものなのですね。

 

 

<なぜ自分の足の裏のくすぐりは、くすぐったくないの?>

 

それでは、人から足の裏のくすぐりを受けるとくすぐったいのに、なぜ自分でくすぐってもくすぐったくないのでしょう?

 

実は自分で自分をくすぐる場合は、自分の指が動いているという運動神経が運動中枢に伝えられるため、くすぐったさを感知する神経細胞活動が抑制されてしまうそうです。

 

つまり、自分でくすぐると、タイミングや強さや細かい部分が分かってしまう為、他人に触れられた時のような刺激が打ち消されてしまうそうです。

 

刺激がいつくるかどうか予測できるかどうかが、くすぐったさを左右するのですね。

 

 

<足の裏のくすぐりによる、意外な効果とは?>

 

さて、足の裏のくすぐりでは、当然「笑い」が多発します。

 

たとえ他人の足の裏のくすぐりという、超しょうもないような笑い方であっても、以下のような効果があるそうです。

 

1.笑うことで脳が刺激され、神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンが分泌されることにより、免疫力が高まる。

 

2.癌細胞をやっつける「ナチュラルキラー細胞」が増える

 

3.脳内の血流が増えて、脳梗塞の予防につながる

 

4.笑うことで、腹筋が鍛えられ、大笑いの腹式呼吸によって、副交感神経の働きを助け、自律神経が整えられる

 

5.脳内神経伝達物質のセロトニンの分泌も活性化され、精神が安定し、うつ病やパニック障害、摂食障害の発症を抑えられる

 

などなど。

 

いかがでしょう?足の裏のくすぐりという笑い方であっても、このような効果があるのです!

 

笑う門には福来る。最近笑っていないな〜と思う方は、お友達同士で童心に返り、足の裏をくすぐってみてはいかがでしょう?


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