足の裏が黄色い

スポンサーリンク

足の裏が黄色い症状とは!?

足の裏をなにげなく見た時、黄色い色をしていて、びっくりしたことはありませんか?

 

成人でも「何かの病気の前触れかも?」とドキッとしますが、生まれたばかりの赤ちゃんだと余計心配になりますよね。

 

中には非常に重篤な病気が隠されているという、足の裏が黄色くなる要因を、詳しく見ていきましょう!

 

 

<足の裏が黄色い要因 その1:柑皮症(かんぴしょう)>

 

みかんや黄色い色のジュース、かぼちゃなどを食べすぎると、手のひらや足の裏が黄色くなることがあるそうです。

 

これを柑皮症と言うそうです。オレンジジュースやみかんは簡単に手に入りますので、ジュースをガブ飲みしただけでも、肌が黄色くなる方もいるようです。

 

これは、一時的に黄色くなるだけですので、特に心配はないようです。ただ、あまり1つの食材を摂り過ぎるのは良くありませんので、ほどほどに摂取するようにしましょう。

 

 

<足の裏が黄色い要因 その2:黄疸(おうだん)>

 

黄疸は、赤血球が何らかの理由で大量に壊されたり、肝臓や胆道に障害が起きたとき、ビリルビンという胆汁の黄色の色素が血液中に増加した為、足の裏や肌が黄色い色になるそうです。

 

黄疸が出ると、足の裏や体だけでなく、白目の部分も黄色い色に変わりますし、総ビリルビン値を測定する血液検査ですぐに判明するそうです。

 

尚、黄疸が出て、総ビリルビン値が高いと、急性・慢性肝炎、肝硬変、胆石症、胆のう炎、肝臓がん、総胆管がん、溶血性貧血などの場合があるそうです。

 

また、黄疸の時のおしっこは、ビールや紅茶のような茶色い色になり、大便は灰色っぽい色になるそうです。

 

足の裏が黄色くなって、白目が黄色い色に変化したら、ますは病院で検査を受けるようにしましょう。

 

 

<足の裏が黄色い要因 その3:生理的黄疸>

 

これは、生後3日目くらいの赤ちゃんに多い黄疸です。この黄疸は生理的なものですので、10日ほどで消えていく、一時的な黄疸ですので問題はありません。

 

ただ、黄疸が酷く強い場合は、脳性まひになる可能性がありますので、紫外線を当てる治療などが必要になるそうです。

 

心配な場合は、医師の診断を受けてみる方が良いでしょう。

 

尚、1か月検診を迎える頃になっても黄疸が続く赤ちゃんが居るそうです。これは母乳が原因の黄疸症状ですので、2カ月くらいで消えるようです。

 

 

<足の裏が黄色い要因 その4:胆道閉鎖症>

 

胆道閉鎖症は、赤ちゃんに発症する胆汁が出ない病気で、足の裏や体が黄色くなる黄疸が続く上、便が白い色からクリーム色になる特徴があります。

 

胆道閉鎖症は急速に進行しますので、放置すると2歳までに死亡してしまう、恐ろしい病気です。

 

治療法としては、生後60日前までに外科手術をするしかありません。

 

足の裏が黄色かったり、便の色がおかしい場合は、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。


スポンサーリンク