足の裏がかゆい

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足の裏のかゆい水虫のタイプとは!?

最近、足の裏がかゆいなぁ、と思って足の裏を見たら、足の裏の皮膚がボロボロ剥けたり、水ぶくれが出来たり、角質層が厚くなったり、爪に異常が出たりなどの症状が!

 

それは、残念ながら水虫の可能性が高いです。

 

そんな水虫の4タイプをタイプ別に見てみましょう!

 

 

<足の裏のかゆい水虫 その1:趾間型(しかんがた)水虫>

 

足の裏のかゆい水虫の初期段階として挙げられるのが、この趾間型水虫と言われています。

 

この水虫は、足先が細くなった靴や蒸れやすい靴を履き続けたり、足指の間が高温多湿になると繁殖すると言われています。

 

この足の裏のかゆい水虫・趾間型水虫の特徴は、足の間の皮膚がボロボロ剥ける、皮膚が白くなってふやけて柔らかくなる、などがあります。

 

また、症状が進み赤く爛れた皮膚がむき出しになったり、足の裏がひび割れてくることもあるそうです。

 

さらにやっかいなことに、趾間型水虫に感染すると、他の菌類も一緒に繁殖しやすくなり、市販の水虫薬では却って症状が悪化してしまうこともあるそうです。

 

足の裏がかゆい状態になり、水虫を疑われたら、きちんと医師の診断を受け、治療するようにしましょう。

 

 

<足の裏のかゆい水虫 その2:小水疱型水虫>

 

趾間型の水虫が悪化すると、足の裏に小さな透明の水ぶくれが出来ることがあります。これをを水泡型水虫といいます。

 

この足の裏の水虫は、初期の段階では非常に強くかゆい状態になり、水ぶくれを潰すと粘り気のある液体が出ますが、他人に感染することはほとんどないそうです。

 

この水ぶくれは、足の裏のかゆい水虫の原因ではなく、異物である水虫が身体の免疫機能と戦い、炎症を起こした結果の産物だそうです。

 

よって、炎症の少ない冬場は、足の裏がかゆい症状は出ないことがあるそうです。

 

また、足の裏のどこでも発症するという、かゆい水ぶくれですが、足の裏一杯に広がることはなく、大きさも不揃いである特徴があるそうです。

 

水ぶくれで紛らわしい症状は、あせもですが、あせもの場合は足の裏一杯に広がり、更に水ぶくれの大きさが同じであることから、水虫と区別できるそうです。

 

また、金属アレルギーや慢性扁桃炎でも、水ぶくれが起きますが、時間が経つと褐色になり硬い斑点状に変化するので、水虫とは区別できるようです。

 

 

<足の裏のかゆい水虫 その3:角質型水虫>

 

趾間型水虫、小水疱型水虫と続き、更に症状が悪化すると、角質型水虫に変化するそうです。

 

角質型水虫は、皮膚の表面の角質層が厚く、硬くなり、ひび割れを起こしたり、足の裏に白い線が見えるようになったりするそうです。

 

この水虫は、足の裏の一部のみ角質化するケースや、足の裏全体が角質化し、皮膚がカチカチになるケースがあるそうです。

 

小水疱型水虫のように、いわゆるグチグチした水虫ではなく、むしろ乾燥した形での水虫なので、一見水虫が完治したように思えますが、全くの勘違いです。

 

たとえ乾燥した状態でも、水虫は確実に繁殖を続けていますので、油断は禁物です。

 

特にお年寄りは皮膚が元々老化しており、皮膚組織が硬くなる傾向がありますので、つい加齢のせいだと見過ごされがちです。

 

しかし、それは加齢のせいではなく、足の裏のかゆい水虫が発展した形の可能性がありますので、皮膚がいつもと違う場合は、早目に病院で診断を受けるようにしましょう。

 

<足の裏のかゆい水虫 その4:爪水虫>

 

いよいよ水虫が末期になると、足の爪の表面が変形(波打ったような形やデコボコ等)してきます。これを爪水虫と言います。

 

ここまでくると、爪水虫により。爪は水虫によって破壊されますし、更に他の爪にまで繁殖することがあるそうです。

 

しかも今までの水虫は足の裏がかゆい症状が出ますが、この水虫はかゆみの症状が無くなります。

 

ただ、治療は1年ほど内服薬を飲みながら治すという、かなり時間とお金を掛けた根気強い治療になってしまいます。

 

この爪水虫になるまで放っておかず、足の裏がかゆいという症状が出たら、すぐに治療を開始し早期治療を心がけましょう。


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