足の裏のひび割れを改善させる方法とは!?
冬場になり、普段から足の裏に対して何のケアもしていないと、足の裏やかかとがひび割れ、血が滲んだりしたことはありませんか?
なぜ、足の裏にはひび割れが起きやすいのでしょうか?
足の裏のひび割れの原因と改善法について見てみましょう!
<足の裏のひび割れはどうして起こるの?>
人間の皮膚には、皮脂を分泌して、皮膚を保護したり保湿する役割の皮脂腺があるものですが、足の裏やかかとには残念ながら汗腺はあるものの皮脂腺が無い為、元々乾燥が起きやすいそうです。
しかも、冬場のこたつやホットカーペットなどの暖房や、夏場の冷房などで更に足の裏の乾燥は加速し、足の裏にひび割れが起きる事態が起きてしまうのです。
また、冷え症だったり、リンパの流れが悪くなってむくんだりすると、新陳代謝が低下し、皮膚のターンオーバーが遅くなり、角質が剥がれ落ちにくくなります。
古い角質が厚みを増すと、角質を覆う水分や天然保湿成分が不十分になり、ちょっとしたことで足の裏がひび割れてしまうそうです。
足の裏のひび割れのまま放置してしまうと、ひび割れ部分から出血し、歩行にも影響が出るようになります。
また、あかぎれになり、出血や炎症を繰り返すようになってしまうようです。たかが足の裏のひび割れと侮ってはいけませんね。
足の裏がひび割れを起こさないようにすることが一番大切ではありますが、足の裏がひび割れても、改善する方法はあるのでしょうか?
<足の裏のひび割れの改善法 その1:角質ケア>
足の裏のひび割れを改善する方法として大切なことは、足の裏やかかとの角質を柔らかくすることにあります。
足の裏やかかとの角質を柔らかくするために、半身浴やお風呂にゆっくり入るのも良いですが、足湯もお薦めです。
特に酷い足の裏のひび割れがある場合は、重曹2・クエン酸1・塩0.5を入れたお湯で足湯をすると、早く柔らかくなるそうです。
是非、試してみては如何でしょう?
<足の裏のひび割れの改善法 その2:保湿>
角質を柔らかくしたら、足が乾燥する前に保湿クリームを塗って保湿に努めましょう。
冷え症もある方は、血行を促進するビタミンEを配合したクリームがお薦めです。
また、尿素入りクリームは、水分保持量を増やしたり、角質を柔らかくし、厚みを増した古い角質層を除去する働きがあるそうです。
更に、グリセリン(薬局で販売しています)を原液のまま、足の裏の軽いひび割れやあかぎれに塗ると、一晩で治るそうですよ。
是非ご自分の足の裏のひび割れ状況や体調に合ったクリームを選んで、保湿するようにしましょう。
<足の裏のひび割れの改善法 その3:靴下を履く>
しっかりと自分に合ったクリームで足の裏のひび割れを保湿したら、今度は靴下を履きます。
折角クリームで保湿しても、フローリングの床を裸足で歩いては、足の裏に直接負担が掛かりますし、その上皮膚の乾燥を招いてしまいます。
クリームで保湿した後、靴下を履くことで、足の裏のひび割れへの保湿を保ち、衝撃を抑える効果があります。出来れば靴下を履いたままで寝ましょう。
尚、酷い足の裏のひび割れがある時は、クリームを塗った後、足の裏のひび割れている部分にサランラップを巻き、靴下を履いて、更に保湿状態を保ちます。
こうすることで、酷いひび割れも徐々に改善し、柔らかく、健康な足の裏に生まれ変わりますよ。是非試してみて下さい。
そうは言っても靴下を履いて寝るのは抵抗がある方もおられると思います。そんな方は、かかと用のサポーターを履いて寝ては如何でしょう?
このかかと用のサポーターは、足の指部分が覆われていませんので、靴下を履いている時の圧迫感が緩和されますので、是非お試しください。