太ももの肉離れの内出血の原因と治療法とは?
太ももの肉離れは、肉離れの代名詞と言われるくらい発症率が高く、しかも広い範囲で内出血が起こるそうです。
なぜ太ももの肉離れは内出血してしまうのか、そしてその治療法はどのようなものなのか、早速見てみましょう!
<太ももの肉離れの内出血はどうして起こるの?>
太ももの肉離れは、筋肉の一部が切れ、筋肉の周りを包む筋膜が切れると同時に毛細血管が切れることによって、内出血が起こるそうです。
内出血は、筋肉の断裂部分を皮膚の怪我で言うところの「かさぶた」のように埋めます。
その後、断裂部分を埋めた内出血が、断裂部分を接着剤のように固め、やがて筋肉の細胞に変わり、治っていくのです。
ただ、内出血が多い場合は、接着剤が多すぎる状態になりますので、筋肉の質が悪くなり、再び太ももの肉離れを起こしやすい状態になってしまうそうです。
よって、太ももの肉離れを起こした際は、極力内出血の量を抑えることが重要だと言えます。
尚、内出血は、重力の影響で少しずつ下へ下へと下がっていきますので、肉離れを起こした当初より、内出血箇所が広範囲になりがちです。
その後広範囲に広がった内出血箇所は更に日数を重ねながら徐々に下方に動きながら消えて行き、最終的には体内に吸収されますので問題ないようです。
<太ももの肉離れの内出血は
どうしたら軽く出来るの?>
それでは、太ももの肉離れの内出血は、どうしたら軽く出来るのでしょうか?
それには太ももの肉離れの発症直後、アイシングと圧迫を中心に応急処置を行うことにより、内出血を最小限に留めるようにします。
アイシング処置は、血管の流れを鈍くし、患部への血液の過度の集中を抑えることが出来、内出血を抑える効果があります。
また、内出血が大きい場合は、圧迫包帯を行い、腫れを最小限に抑える処置が効果的だそうです。
時間が経って内出血が酷くなった場合は、太ももの肉離れの治療自体にもかなりの時間が掛かってしまいます。
太ももの肉離れを起こしてしまったら、アイシングと圧迫で応急処置をし、極力内出血が酷くならないように手当するように心がけましょう。