肉離れの治療法

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肉離れでやってはいけない治療法とは!?

肉離れを発症した際、応急処置としてRICE処置を行う方は増えてきていると思いますが、ある程度痛みが引いた後、良かれと思って行った治療法が逆効果のケースがあるそうです。

 

どのような治療法が肉離れの治療では逆効果になるのでしょう?

 

 

<肉離れでやってはいけない治療法 
 その1:ストレッチ、マッサージ>

 

肉離れが軽症の場合、筋を痛めた時や筋肉痛の時と同様、ストレッチやマッサージを初期段階で行ってしまう方がおられるようです。

 

肉離れの初期段階でストレッチやマッサージを行うと、軽い断裂だった筋組織が、更に断裂を多くしたり深くしてしまい、症状が悪化してしまうこともあるそうです。

 

また、気付かない程度に内出血している場合は、ストレッチやマッサージなどの治療法を行うと、血行が良くなり、更に内出血を悪化させてしまうことがあるそうです。

 

肉離れの初期段階は、とにかく冷やし、腫れと内出血を抑えることが重要です。

 

これ以上肉離れを酷くしない為にも、肉離れの初期段階では、ストレッチやマッサージなどの治療法を行うことは止めましょう。

 

 

<肉離れでやってはいけない治療法 
 その2:入浴>

 

肉離れでこわばった筋肉を少しでも和らげようと、お風呂にゆっくり浸かり、血行を良くしようと思う方もおられるようです。

 

確かに、肉離れが回復してきた段階では、温熱療法や入浴も治療法の1つに挙げられますが、肉離れの初期段階では逆効果です。

 

肉離れになって2〜3日は入浴を避け、血行が良くなりすぎないように、シャワーだけで済ませるようにしましょう。

 

 

<肉離れでやってはいけない治療法 
 その3:筋肉を引っ張る動きをする>

 

肉離れになり、なるべく肉離れのショックから硬くなった周辺の筋肉を和らげようと、筋肉をひっぱるような治療法を取ることは、治療の逆効果になります。

 

肉離れが回復傾向にあり、医師の許可が出てからだと問題ないですが、肉離れ初期段階での足の曲げ伸ばしは厳禁です。

 

また、逆に筋肉に負担を掛けないように気を付けていても、ついつい筋肉を引っ張る動きをしてしまうことがあります。

 

例えば階段でも昇りは問題ないですが、下りの時は足にかなり引っ張る力が加わり、肉離れが酷くなったり、再発したりすることがあるそうです。

 

また、下に置いてあるものを膝を伸ばした状態で持ち上げることも、筋肉が引っ張られ、肉離れが酷くなるそうです。

 

肉離れの初期段階では、極力エスカレーターやエレベーターを利用したり、重いものを持ち上げないように、日常動作にも十分注意しましょう。

 

 

<肉離れでやってはいけない治療法 
 その4:飲酒>

 

スポーツの打ち上げなどで、「アルコール消毒だ!」とうそぶき、飲酒をする方も散見されるようです。

 

そもそも怪我をした時にアルコールを取ることは治療法とは言えませんし、お酒を飲むことで体内の血流が良くなり、内出血が酷くなることがあるそうです。

 

また、怪我をした時は、飲酒すると傷の治りも悪くなりますので、極力肉離れを起こした際は、飲酒は控えるようにしましょう。

 


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