太ももの肉離れを早く治す方法とは!?
太ももは体全体を支え、走ったり跳んだり膝の曲げ伸ばしをしたり等、足の動きを一手に引き受ける大事な筋肉です。
よって、太ももの肉離れでは内出血が大量になる傾向があり、炎症も大きくなる為、筋組織のしこりや血腫が残る場合があるようです。
こういったしこりが残ると完治は難しいそうです。
そんな大ごとになりがちな太ももの肉離れを早く治す方法はあるのでしょうか?
<太ももの肉離れを早く治す方法はあるの?>
太ももの肉離れは筋肉の損傷である以上、切り傷が治るのに一定の時間が必要なのと同様に、治癒には一定の時間がどうしても必要となります。
よって治癒を長引かせることは出来ても、早く治す方法はないのが現実です。結局の所、自然治癒を待つしかないからです。
ただ、太ももの肉離れを早く治す方法として、応急処置のRICEを適切に行うことによって、その後の筋肉の損傷や内出血、腫れを少なくすることは可能です。
RICEとは、R=REST 安静、I=ICE 冷やす、C=COMPRESSION 圧迫する、E=ELEVATION 枕などで患部を高く挙げる、の頭文字を取った方法です。
応急処置と侮ることなく、太ももの肉離れを早く治す方法の1つとして、適切に行うことが大事と言えますね。
また、適切な安静とストレッチも効果的だそうです。でもこのストレッチ、思わぬ落とし穴があるのをご存じですか?
<太ももの肉離れを早く治す方法の落とし穴とは?>
太ももの肉離れを早く治す方法として、適切なストレッチが挙げられますが、ここに落とし穴があります。
太ももの肉離れに限らず、肉離れを早く治す方法を取ろうと、痛みが取れたからと言って、自己判断でトレーニングを再開して再発するケースが良くあるようです。
特にスポーツ選手などのアスリートは、気持ちの焦りから血腫や硬結が筋組織に残ったままで、ハードな運動を始めてしまい、結果として完治を送らせてしまうことがあるそうです。
骨折の場合は、もう一度そこから折れるということはないのですが、肉離れの場合は同じ場所を何度も痛めてしまうことが多いのです。
それだけ筋肉の損傷は後々まで大きな影響を残すと言われていますので、焦る気持ちは分かりますが、医師と相談の上、少しずつ完治を目指すように心がけましょう。