足の甲がつる原因とは!?
足がつるといえば、ふくらはぎを思い浮かべがちですが、実は、足の脛がつる、足の裏がつる、足の甲がつるなど、様々な部位でつることがあるそうです。
体の部位のどこがつるにせよ、つる原因はどれも共通するものがあるようです。
それでは、足の甲がつるのを例として、「つる」原因について見てみましょう!
<足の甲がつる原因
その1:塩分を含んだ水分不足>
スポーツなどで大量の汗をかいたり、夏場の外回りや外出で汗を沢山かくと、血液中のナトリウムやカリウムなどの電解質のバランスが崩れ、神経や筋肉が刺激を受けやすくなるそうです。
そうなると、高い所にある物を取るなどで、つま先立ちになるなど、ちょっとした動作で、足の甲がつることがあるようです。
多量の汗をかく時は水分補給は大切ですが、単に水を飲むだけではなく、塩分を含んだ水分を補給することが大切です。
熱中症予防で塩飴をなめながら水分補給をする必要性が、夏場になるとクローズアップされますが、足の甲がつる予防としても、まさに利に叶っていると言えますね。
<足の甲がつる原因 その2:筋肉の使いすぎ>
長時間に亘る立ち仕事や、久々に運動し、筋肉を使い過ぎると、筋肉や腱のセンサーが正常に作動せず、誤作動を起こすことがあるそうです。
こうなると、眠っている時などで体温が低下している時などに、ちょっとした刺激があると、足の甲がつる症状が起きてしまうそうです。
立ち仕事や運動などで足の筋肉を使い過ぎた時は、ゆっくりと入浴して筋肉をほぐしたり、マッサージすることで足の甲がつる事態を防ぐことが出来ます。
疲れていてそれどころじゃない、という場合は、足すっきりシートなどを貼ってケアすることでも足の甲をつる事態を予防出来ます。
ご自分に合った方法で、足の甲がつる状況を防ぐようにしましょう。
<足の甲がつる原因 その3:冷え>
冷房や冬の寒さで足の血行が悪くなっていると、足の甲がつることが多くなるそうです。
夏場は裸足でフローリングを歩く方がおられると思いますが、冷房で冷やされた床から直に冷えが回りますので、体全体が冷えがちになります。
また、自分では冷えていると自覚が無くても、体の芯が冷えて、体の表面や手や足先がほてる「冷えのぼせ」というケースもあるようです。
更に、夜は気温と共に体温も下がる時間帯ですので、気温の冷えに筋肉が急に委縮して足の甲がつることもあるそうです。
夏場でも、フローリングの床の場合はスリッパを履いたり、靴下を履くなどして、過度に足元が冷えないように気を付けましょう。
<足の甲がつる原因 その4:運動不足>
運動不足は血行不良やリンパの流れが悪くなりがちになり、冷えや筋肉の柔軟性が無くなるなどの悪影響を及ぼします。
また、運動不足になると、上記理由から疲労物質が筋肉に溜まり易くなり、足の甲がつる原因になってしまいます。
足の甲がつる要因を無くす為にも、適度な運動を心がけましょう。
<足の甲がつる原因 その5:病気が原因>
妊娠や病気、薬の副作用などでも足の甲がつることがあるようですが、あまりにも頻繁に足の甲がつる場合は、病気が原因の可能性があるそうです。
足の甲がつる病気としては、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、腎臓病、糖尿病、甲状腺障害など様々あるようです。
頻繁に足の甲がつるようでしたら、大事に至る前に、病院で診断を受けるようにしましょう。