足の甲のしびれ

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足の甲がしびれる病気とは!?

足の甲がしびれたり、障子のへりやちょっとした段差で足を引っ掛けやすかったり、サンダルが脱げやすかったりすることはありませんか?

 

実はその症状は「腓骨神経麻痺(ひこつしんけいまひ)」という病気の可能性があります。

 

この足の甲がしびれる状況を放置しておくと、重症化し、手術しなければならなくなることも!

 

それでは、この足の甲がしびれる病気・腓骨神経麻痺について、見てみましょう!

 

 

<足の甲がしびれる、
 腓骨神経麻痺とは何ですか?>

 

腓骨神経は、大腿後面を膝の上まで降り、さらに膝の裏側にある腓骨骨頭という小さな骨のでっぱりの下で、下腿前面に回り込む、長い神経を言うそうです。

 

神経の多くは、体の奥を走っており、筋肉と厚い脂肪組織に守られて、外からの圧迫を受けにくい構造になっています。

 

しかし、腓骨神経は、皮膚の直下に神経がある為、外からの圧迫が軽くでも掛かると、神経は簡単に障害されてしまうそうです。

 

腓骨神経は、足首や足指を持ち上げたり、下腿外側の皮膚の感覚を司る神経ですので、ここが障害されると、足の甲のしびれなど、様々な感覚の異変が起きてしまうようです。

 

腓骨神経は、非常に重要かつデリケートな神経だと言えますね。

 

 

<足の甲がしびれる、
 腓骨神経麻痺の原因とは?>

 

足の甲がしびれるなどの症状の、腓骨神経麻痺の原因は、長時間に亘って足を組んだり、硬い床の上に横向きに寝たり、膝を曲げた姿勢を取り続けることで発症するそうです。

 

又、ゴムのきついハイソックスや、手術時の麻酔の際の不用意な体位でも、この神経が圧迫され、発症することが多いそうです。

 

また、関節リウマチの方は、これらの誘因がなくても、足の甲がしびれるなどの、腓骨神経麻痺の症状が見られるそうです。

 

 

<足の甲がしびれる、
 腓骨神経麻痺の症状とは?>

 

腓骨神経麻痺の症状は、下腿外側から足の甲にかけて、しびれや感覚に異常が出るなど症状が出るようです。

 

又、足首や足指を上げることが出来なくなる、いわるゆ「垂れ足」になることもあるようです。

 

他にも、ちょっとした段差や、なんでもない所で躓いたり、サンダルなど履物が脱げやすくなってしまう症状がみられることもあるようです。

 

 

<足の甲がしびれる、
 腓骨神経麻痺の治療法とは?>

 

症状が軽い場合は、ゴムのきついハイソックスを止めたり、足を組むのを止めたりなど、生活習慣を変えるだけで改善することがほとんどだそうです。

 

しかし、重症になると、筋肉の麻痺も併発するようになる為、神経開放手術が必要になってしまうこともあるようです。

 

どうも足の甲がしびれる、などの症状が出た場合は、早期発見早期治療の為、医師の診断を受けるようにしましょう。


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