足の甲の疲労骨折

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足の甲の疲労骨折とは!?

スポーツニュースを見ていると、野球やマラソンの選手が足の甲の疲労骨折で出場出来なくなった、などというニュースを耳にしたことはありませんか?

 

その足の甲の疲労骨折、アスリートはもちろんですが、最近では、メタボ防止や健康の為に、マラソンを始めた中高年にも多く発症しているそうです。

 

知っているようで、良く知らない、足の甲の疲労骨折について、詳しく見てみましょう!

 

 

<足の甲の疲労骨折とは?>

 

足の甲の疲労骨折は、ランニングやジャンプなど、足に負担が掛かるスポーツを行うことで、骨の同じ部位にストレスが掛かる為に、骨にヒビが入る状態を言うそうです。

 

特にランナーには、足の甲の疲労骨折が多く、走り続ける中で微細な骨折が生じ、ついには足全体の骨折に至ってしまうそうです。

 

足の甲の疲労骨折は、足の指を上に曲げた少し上の当たりの「中足骨」という部位が、一番骨折しやすいと言われています。

 

ただ、足の甲の疲労骨折と言っても、足の甲全体が骨折する訳ではなく、足の甲のほんの一部が骨折することが多いそうです。

 

指で押してみて、足の甲の痛い部分が、点である場合は疲労骨折、面である場合は筋肉痛だと言われています。

 

 

<足の甲の疲労骨折の症状とは?>

 

足の甲の疲労骨折は、激しい運動をしている際、怪我などの明らかな外傷が無いのに、足の甲に激しい痛みが生じるという症状があるそうです。

 

また、一般の骨折のように、皮下出血も酷く腫れることもないようですが、軽い腫れや抑えると痛みがあるそうです。

 

このような症状がある場合は、すぐに運動を中止し、医師の診断を受けるようにしましょう。

 

 

<足の甲の疲労骨折の治療法とは?>

 

足の甲の疲労骨折の治療は、安静にして、骨が元通りになるのを待つという、自然治癒療法しかないそうです。

 

疲労骨折は、足の甲自体が「バキッ!」と折れた訳ではない為、ギブスも不要です。

 

また、筋肉の炎症でもありませんので、特に腫れが目だつ場合以外は、湿布も不要だそうです。

 

日常の動作では、特に何か特別な治療をする必要はありませんが、押してみても痛みを感じなくなるまで、激しい運動やジョギングは控えるようにします。

 

足の甲の疲労骨折の状態にもよりますが、早ければ、1か月、遅くとも3か月から半年で治癒するそうです。

 

足の甲の疲労骨折は、足への負担が大きい為に起こる症状ですので、土踏まずのアーチを支えるインソールや、クッション性の高い靴を履くこともお薦めです。

 

人の骨は年齢と共に脆くなりますし、特に足首や足先などは骨が細いので、骨折しやすいのです。

 

高齢者や中高年、更年期の女性などは、あまり無理をせず、スポーツは楽しむ程度に抑えておくのが良いのかもしれませんね。

 


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