足の甲の打撲の治療方法とは?!
足の甲の打撲は、サッカーやラグビーなどのスポーツや、日常生活で固いものにぶつけたり、交通事故などの際に、よく見られる症状です。
たかが打撲と、多くの方は油断しておられますが、実は骨にヒビが入っていたり、骨折していたりすることも多々あるとか。
また、足の甲の打撲の程度によっては、酷い腫れや痛みから、日常生活に支障が出るケールもあるようです。
知っているようで、意外と知らない、足の甲の打撲の症状の確認と治療法について、見てみましょう!
<足の甲の打撲の症状の確認方法とは?>
硬い物にぶつけたりして足の甲を打撲した場合、強い痛みと共に、皮膚や皮下の結合組織に強いダメージが発生します。
足の甲の打撲で、まず確認すべきことは、内出血や出血の有無と、腫れの有無です。
足の甲の打撲が酷いと、その打撲部位に内出血が発生していることが多く、徐々に青あざが現れ、紫色に変色して見えることもあるようです。
内出血自体は、負傷した部位を、すぐに治そうとする自然治癒力が働いている証拠ですので、心配することはありません。
ただ、余りに酷い場合や、酷く腫れている場合は、単なる打撲ではなく、骨にヒビが入っていたり、骨折していることもありますので注意が必要です。
このように、酷い打撲の場合は、念のため医師の診断を受けるようにしたほうが良いでしょう。
また、過度の内出血は、細胞の酸欠状態を引き起こし、傷ついた細胞のみならず、正常な細胞までも酸欠により死滅してしまうことがあります。
細胞が死滅してしまうと、当然、足の甲の打撲治療の回復が、大幅に遅れる可能性がありますので、注意しましょう。
<足の甲の打撲の治療法とは?>
足の甲の打撲をしたら、まずは受傷2〜3日間は、アイシング(=患部を冷やす)を積極的に行います。
アイシングは、足の甲の腫れのみならず、皮膚や筋肉が傷を負った際の、内出血を緩和させる効果もあります。
まずは、氷水を入れたビニール袋や、布を巻いた保冷剤、何もない場合は、自販機の冷たいペットボトルでも良いので、患部を冷やします。
尚、保冷剤をそのまま患部に当てると、冷えすぎて凍傷になる恐れもありますので、冷やしすぎにも注意します。
ある程度、足の甲の腫れや内出血が治まり、痛みも徐々に消えて行けば問題ありませんが、アイシングをしても腫れや痛みが治まらない場合もあります。
この場合は、足の甲の打撲ではなく、骨にヒビが入ったり、骨折している可能性がありますので、なるべく早く医師の診断を受けるようにしましょう。