足首のテーピングの効果と欠点とは!?
足首を捻挫した時や骨折など、何らかの足の異常があった際、心強い味方とも言われるテーピング。
実際ネットで検索すると、足首のテーピングの方法や注意点など、様々な情報を得ることが出来ます。
しかし、そもそも、足首にテーピングすることで、どのような効果があるのでしょう?そしてその効果の裏にある、テーピングの落とし穴とは一体どのようなものなのでしょう?
<足首などへのテーピング効果
その1:怪我の予防>
足首などにテーピングをするのは、筋肉や関節の可動範囲を維持・制限することで、負傷しやすい筋肉や腱、靭帯などを保護する為だと言われています。
特に足首はスポーツ時だけでなく、日常生活に置いても、体の動きで欠かせない部位であるため、どの部位よりも負傷しやすいそうです。
そんな負傷しやすい部分にテーピングし、負傷しやすい筋肉などを保護することで、負傷を未然に防ぐ効果があるのです。
<足首などへのテーピング効果
その2:応急処置>
スポーツをしている途中、いきなり捻挫による靭帯損傷や肉離れなどを起こした際、初期応急処置としてRICE処置を行います。
RICE処置とは、R=Rest (安静)、I=Ice(冷却)、C=Compression(圧迫)、E=Elevation(挙上)の略で、応急処置時に必要な4つの処置の頭文字を取ったものです。
これらの処置をし、ある程度症状が落ち着いたら、病院で診察を受けますが、病院に行くまでの間、患部を動かさないようにする為、テーピングで固定することが非常に重要となってきます。
また、軽度の負傷の場合は、足首などにテーピングをすることで、競技を続行出来るという効果もあるようです。
<足首などへのテーピング効果
その3:再発防止>
肉離れや捻挫による靭帯損傷などが起き、完治しても、1度負傷した足首などの部位は、しばらくギブスや包帯で固定されていた為、筋肉や靭帯などの組織が弱くなっており、少しの刺激で再発してしまうことが多いそうです。
そんな時、足首など1度負傷した部位にテーピングをすることで、負傷した部位への衝撃を抑え、再発防止をすることが出来るそうです。
また、完治したとしても、スポーツをしていても、負傷したことのある足首を庇った動きをしていたり、再発する恐怖からスポーツに熱中出来ないこともあるそうです。
そのような場合でも、足首などにテーピングすることで、精神的なプレッシャーから解放され、スポーツに集中することが出来るこという効果もあるようです。
<足首などへのテーピングの欠点とは?>
上記のように、テーピングさえ行えば、どんな場合でも大丈夫!という気がしますが、やはりテーピングも万能ではありません。
どんな優れた方法でも、欠点はあるもの。それでは、足首などへのテーピングにはどのような欠点があるのでしょう?
1.足首などを負傷している場合、テーピングの粘着剤がダメージを与えてしまうことがあります。
2.テーピングの巻き方を間違えると、効き目が無いだけでなく、逆効果になってしまうことがあります。
3.不適切な姿勢でテーピングを行うと、本来の効果が期待出来なくなります。
4.巻く部位にシワやたるみが出来てしまうと、十分な効果が出ないだけでなく、痛みや水ぶくれの原因になることがあります。