足首捻挫のテーピング 利点と欠点とは?
スポーツの最中や段差に躓くなどで、足首を捻挫してしまうことが多いですが、痛めた足首の保護としてテーピングが用いられることが多いそうです。
テーピングには足首の捻挫の保護以外にも、様々なメリットがあるようですが、同時にデメリットもいくつかあるようです。
それでは、足首の捻挫の際のテーピングのメリット・デメリットについて見てみましょう!
<足首捻挫のテーピング
メリットその1:痛みが引く>
足首の捻挫をした際、テーピングをすると、足首が固定され、関節や靭帯への負担が軽減される為、痛みが引き易いと言われています。
また、不意に力を入れてしまったり、捻ってしまいそうになっても、テーピングがきちんとされていれば、新たな負荷が掛かることを防ぎ、痛みや腫れが生じることを防ぐことが出来ます。
<足首捻挫のテーピング
メリットその2:患部を安静に保てる>
足首の捻挫部分を固定することにより、関節の可動領域を制限し、関節や腱への刺激を軽減することが出来るそうです。
また、患部をテーピングで固定することで、安静を保つことが出来、足首の捻挫を早く治すことが出来るようになるそうです。
<足首捻挫のテーピング
メリットその3:心理的効果>
一度足首を捻挫してしまうと、また捻挫してしまうのではないか?という恐怖心から、スポーツに専念出来なくなると言われています。
しかし、足首の捻挫部分にテーピングすることにより、「テーピングしているから大丈夫」という心理的効果から、スポーツに専念出来る効果もあるそうです。
<足首捻挫のテーピング
デメリットその1:技術が必要>
足首の捻挫は上記の様に様々なメリットがありますが、残念ながら、きちんとテーピングをしないと、効果は半減してしまう上、逆効果になることもあるそうです。
また、きちんとした技術がないと、テープが上手く切れなかったり、蒸れてしまったり、キツく巻きすぎて血行不良を起こしてしまうこともあるようです。
<足首捻挫のテーピング
デメリットその2:コストが掛かる>
テーピングのテープは、1回しか使えませんので、使い捨てになってしまいます。
足首の捻挫部分だけでなく、周辺へもテーピングすることになると、1度のテーピングで多くのテープを使いますので、どうしてもコスト高になってしまう難点があります。
<足首捻挫のテーピング
デメリットその3:筋力低下>
足首の捻挫を防ごうとするあまり、毎回テーピングをしていると、テーピング部位の筋肉も保護している為、その部分の筋力が低下してしまうこともあるそうです。
足首へのテーピングは、正しい知識と技術が必要であり、単に巻いておけば大丈夫!というものではありません。
但し、正確なテーピングはとても強いカバー力があることは事実です。メリット・デメリットを考慮のうえ、テーピングを採用するかどうか、考える必要があるようです。