足首のむくみ

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足首のむくみの原因とは?!

立ち仕事が多かったり、逆にデスクワークで座りっぱなしで仕事をしている方は、夕方になるとふくらはぎや足首のむくみで、足がパンパンになることが多いそうです。

 

職病病だから仕方ない・・・そう思って放置してしまいがちですが、年齢と共に「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」という病気になってしまうことがあるそうです。

 

その確率はなんと2人に1人は発症するそうで、足に血管が浮き出てきたり、凸凹したコブのような症状が足に出たり、皮膚変色、皮膚潰瘍など、様々な症状が発症してしまうとか。

 

しかも、恐ろしいことに、この病気は完治する可能性がほぼゼロに近く、浮き出た血管やコブのせいで、スカートが履けなくなってしまった女性も多いそうです。悲劇ですね。。。

 

そんな下肢静脈瘤にならない為には、日頃のふくらはぎや足首のむくみを撃退することが第一です。

 

それでは、どのような原因で、ふくらはぎや足首のむくみが発症してしまうのか、見てみましょう!

 

 

<足首のむくみの発症原因 
 その1:長時間の同じ姿勢>

 

足首のむくみは、血液の循環が阻害された場合に発症しやすいと言われています。

 

長時間の立ち仕事の場合は、太腿やふくらはぎの筋肉が硬直してしまい、下肢に流れた血液を心臓に戻す血流が阻害されてしまい、足首のむくみに繋がってしまうと言われています。

 

また、デスクワークで座りっぱなしの状態が続く場合は、飛行機のエコノミークラス症候群同様、足の付け根のリンパや血流が阻害されたり、ふくらはぎの筋肉の収縮が行われない為、血流を促すポンプ機能が働かない為、足首のむくみに繋がるそうです。

 

仕事ですから、長時間立ちっぱなしや座りっぱなしを止める訳にはいきませんので、お昼休みやトイレ休憩などの際でも、軽く屈伸してみたり、足首を回すなどして、血流Upを心がけましょう。

 

 

<足首のむくみの発症原因
 その2:筋力低下>

 

社会人になると、運動する機会が減るのと同時に、加齢による筋力低下が相まって、体全体の筋力が低下してしまいがちです。

 

特に足の筋力低下は、血液を心臓に押し上げ、血液の循環を促す力の低下を意味し、足首のむくみの発症原因となってしまいます。

 

朝や夜など時間を見つけての筋トレや、普段の生活でもなるべくエスカレーターではなく階段を使ったりするなど、出来るだけ体を動かすようにしましょう。

 

 

<足首のむくみの発症原因
 その3:体重増加>

 

中高年になってくると、新陳代謝が悪くなり、食事の量は変わらなくても、体重が自然に増加傾向になってくるそうです。

 

体重が増加すると、全体重を支える足に負荷が増え、足の静脈の圧力が高まり、血流の正常な流れが阻害され、足首のむくみに繋がってしまうようです。

 

また、体重増加は足への負担だけではなく、心臓への負担も増え、心筋梗塞のリスクも高まってしまいます。

 

特に年5kg以上体重が増加した方は、足首のむくみだけでなく、心臓や他の臓器への負荷も掛かりますので、要注意です。

 

適度な運動をし、暴飲暴食を避けた食生活を心がけ、一定の体重をキープするよう心がけましょう。

 

 

<足首のむくみの発症原因
 その4:ナトリウムの過剰摂取>

 

ナトリウムは塩やしょっぱい食品(梅干し、塩辛、醤油、みそ)、カップ麺などのインスタント食品に多く含まれており、これらを過剰に摂取することで、足首のむくみや高血圧、胃がんなどの原因になってしまうそうです。

 

足首のむくみを抑えるには、これらの食品の過剰摂取を抑えることと同時に、余分なナトリウムを排出する働きのある、カリウムを摂取する必要があります。

 

カリウムを多く含む食材は、野菜や果物、豆腐や昆布類です。なお、カリウムを過剰摂取しても尿中に排泄されるため、特に心配はありません。

 

但し、腎臓の機能障害があり、尿の排泄が困難な方は、高カリウム血症を起こす場合がありますので、注意が必要です。

 

ナトリウムの過剰摂取を抑え、摂取し過ぎたナトリウムはカリウムで排出するようにし、足首のむくみを抑えるようにしましょう。


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