足首の靭帯損傷に伴う症状と治療法

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足首の靭帯損傷に伴う症状と治療法とは!?

足首の靭帯は、スポーツ時だけでなく、日常生活でもよく使用する部位の為、損傷することが多いと言われています。

 

足首の靭帯損傷とは、足首の捻挫を意味し、捻った部分の腫れや痛みなどの症状によって、3つの段階に分類されるとか。

 

その足首の靭帯損傷の3段階とは、どのような症状なのか、そしてその治療法とはどのような方法があるのか、調べてみましょう。

 

 

<足首の靭帯損傷 
 第一段階:靭帯が伸びる>

 

足首を捻った部分が軽く腫れ、少しだけ痛む状態です。安静にしていれば、3日から1週間くらいで治ります。

 

比較的軽症ですので、運動もやや無理をすれば可能ですが、ここで無理をすると完治が遅くなりますので、注意が必要です。

 

 

<足首の靭帯損傷 
 第二段階:靭帯の一部が裂ける>

 

足首を捻った部分が大きく腫れ、熱っぽくなる状態です。動かすことは可能ですが、一瞬折れたか?と思うくらい、痛みを感じるそうです。

 

安静にしていれば、1か月くらいで完治しますが、無理をすると後遺症が残る場合もあるそうです。出来るだけ早く病院で診察して貰いましょう。

 

 

<足首の靭帯損傷 
 第三段階:靭帯が切れる>

 

床に足を着くだけで激痛が走る程、強烈な痛みを感じるそうです。すぐ病院に行き、診察を受けて、ギブスや松葉杖で患部を動かさないようにします。

 

安静にしていても、完治までには3か月以上掛かる重症です。酷い場合になると手術も必要となり、完治までには半年以上掛かることもあるようです。

 

しかも完治しても、その後のリハビリにも時間が掛かり、元の生活に完全に戻るまでには、かなりの時間を必要とするようになってしまうそうです。

 

足首の靭帯が切れるのは、急に強い力が掛かった時だけでなく、捻挫癖を起こしているなど、何度も靭帯を痛めている方に発症することが多いそうです。

 

一度靭帯の一部が裂けたり、切れたりすると、捻挫した部位の筋肉が弱くなりますので、癖になり易いそうです。

 

よって、一度でも足首の靭帯に問題があったら、きちんと完治させ、更に足首の筋肉を鍛える必要があるようです。

 

 

<足首の靭帯損傷の治療法とは?>

 

まずは、足首の靭帯を冷やします。ビニール袋に入れた氷水を当てたり、バケツに冷水を入れたり、タオルに包んだ保冷剤などで極力冷やします。

 

足首の靭帯を損傷してから患部を冷やすまでの時間が早ければ早いほど、内出血を抑えることが出来、完治の速さが変わってきます。

 

また、足首の靭帯を冷やしながら、タオルや包帯などで圧迫を行うと、更に内出血を防ぐことが出来るので、是非実行してみましょう。

 

更に横になれる場所であれば、出来るだけ横になり、足を心臓より高い位置に置いて冷やし続けると、足首の靭帯損傷部位に血が溜まりにくくなります。

 

これら応急処置をし、ある程度落ち着いたら、なるべく早く医師の診断を受け、治療するようにしましょう。

 

尚、最初はそんなに痛くもなく、腫れもない場合でも、次第に腫れや痛みが酷くなることもありますので、十分注意しましょう。


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