スポーツ時に足首の痛みを感じる原因とは!?
スポーツ時に、足首の痛みを感じたことはありますか?足首の痛みの原因によって、治療法に違いはありますが、基本的に痛みの治療はRICE処置と安静です。
RICE処置とは、R=Rest(安静)、I=Ice(冷却)、C=Compresion(圧迫)、E=Elevation(挙上)の頭文字を取った、応急処置の基本です。
それらの処置を行いながら、医師の診断を仰ぐことになると思いますが、足首の痛みには、どのような原因が考えられるのでしょう?早速見てみましょう!
<足首の痛みの原因
その1:足関節捻挫>
足首の痛みの原因として、一番多い原因はこの足関節捻挫だと言われているそうです。
中でも足首を捻った時に、足の外側の靭帯を痛める「内反捻挫」のケースが大半を占め、次いで、内側の靭帯を痛める「外反捻挫」、くるぶしの骨同士の間の靭帯の捻挫などがあるそうです。
捻挫が酷くなると剥離骨折を起こすこともあるので、よくある捻挫とはいえ、注意が必要です。
<足首の痛みの原因
その2:疲労骨折>
頑張ってトレーニングをしすぎた際、同じ部位に繰り返し過度な負担が掛かって発症する骨折です。
中学・高校くらいの若い年代の方に多く、脛の骨や足の甲の骨などに起こりやすい傾向がありますが、足首にも起こることがあるそうです。
<足首の痛みの原因
その3:有痛性外脛骨>
足の内くるぶしのやや前側にある舟状骨の外側に、外脛骨と言われる小さな骨がある方に発症する足首の痛みです。
この外脛骨は、人によって存在し、無い方もいるという骨で、この骨が靴の当たり方などで舟状骨との間に炎症が起き、痛みが生じるそうです。
これが進行すると、骨がふくらんだように隆起し、余計に靴に当たり、痛みが強くなるそうです。
<足首の痛みの原因
その4:アキレス腱炎>
アキレス腱への過度な負担が繰り返されることによって生じる炎症です。アキレス腱やその周辺、ふくらはぎや足首の痛みを感じ、腫れることもあるそうです。
放っておくと、アキレス腱部分断裂になる可能性もありますので、注意が必要です。
<足首の痛みの原因
その5:足底筋膜炎>
ジャンプや足を踏ん張る動作が多いスポーツなどで、足の土踏まずの部分の筋膜が疲労して生じる炎症だそうです。
偏平足やハイアーチ(=土踏まずのアーチの角度が高い状態)の方、下腿部の筋肉や腱が硬い方にも多く見られるそうです。
合わない靴や硬い床、舗装した道でのロードワークのしすぎなども原因になり、酷くなると足の裏だけでなく、足首の痛みを生じることがあるそうです。
<足首の痛みの原因
その6:脛骨過労性骨膜炎>
新しいシューズや舗装した道でのロードワークをしすぎ、脛の骨を覆う膜が、周辺の筋肉に繰り返し引っ張られることで生じる炎症だそうです。
また、足首に下腿の軸とかかとの軸の角度がズレてしまう計上を持っている場合も発症しやすいと言われています。